iPhotoの重複した写真を削除する方法2022

鈴木楓
更新日 2022年03月21日 Preview 1.4K Preview 0
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iPhotoは、Appleが開発したMacで利用する写真管理ソフトです。2015年からiPhotoの開発は終了され、「Photos」ソフトがその後継になったにも関わらず、「iphoto 重複した写真を削除 2022」と「iphoto 重複した写真を削除 2021」などは依然人気のある検索キーワードです。一部のMacユーザーはiPhotoの重複ファイルを削除するための方法や、ベスト重複写真削除アプリを探し続けています。本記事では、iPhotoで重複した写真を自動的に探し出し選択し、一括削除する方法をご紹介します。

iPhotoについて

iPhotoの重複した写真を検索し削除するやり方を理解するのに、iPhotoに関して知っておくべきことがあります。

  • Macで写真をiPhotoに移行する際、写真はiPhotoアプリではなく、ライブラリに保存されます(拡張子は.photoslibrary)。
  • 2015年のOS X Yosemite 10.10.3以降、iPhotoは開発終了となりました。macOS 10.14 MojaveはiPhotoをサポートする最後のmacOSのバージョンです。
  • ご利用しているMacはmacOS 10.15とそれ以降のバージョンの場合は、iPhotoを利用不可能ですが、iPhotoのライブラリとその中に保存されている写真は、iPhotoの後継である「Photos」で開けます。

iPhotoの重複ファイルを自動的に削除する方法

Macのベスト重複ファイル検索ソフトCisdem Duplicate Finderを利用して、iPhotoの重複ファイルを素早く検索し削除できます。

  1. MacのPhotosアプリが開いている場合は終了させてください。
  2. Optionキーを押しながらPhotosを起動します。
  3. iPhotoのライブラリを選択し、「Choose Library」をクリックします。iPhotoのライブラリが表示されていない場合は、「Other Library」を押して手動で追加してください。
    select iPhoto library
  4. 「Get Started」をクリックしライブラリの起動を待ちます。
  5. メニューバーで「Preferences」をクリック。
  6. 「Preferences」ウィンドウで「Show in Finder」を選択します。Finderウィンドウに、iPhotoライブラリの資料により自動的に作成された新しいPhotosライブラリ(Photos Library 2と命名されているかもしれません)があらわれます。それをiPhotoライブラリと見なします。
  7. 「Preferences」ウィンドウで「Use as System Photo Library」をクリックします。
  8. Cisdem Duplicate Finderをダウンロードし起動します。
  9. ステップ6で開いた「Finder」ウィンドウから「Photos Library 2」フォルダーをCisdem Duplicate Finderにインポートして、「検索」をクリックします。click Scan
  10. ポップアップメッセージを読んで、「Yes」をクリックします。message
  11. iPhotoライブラリに保存しているファイルが多い場合、スキャンするのに時間がかかるかもしれません。スキャン完了後、iPhotoの重複したファイルはプレビュー表示されますので重複ファイルの確認ができます。preview
  12. iPhotoの重複ファイルは自動的に選択済みで、クリックするだけで一括削除できます。必要であれば重複ファイルの自動選択条件を変更できます。
  13. 「削除」をクリックすると、ダイアログボックスが表示されます。「Delete」をクリックし重複ファイルの削除を再確認をします。confirm the deletion

注意: macOS 10.14 Mojaveまたは以前のバージョンのMacでは、ステップ 13は変わりますので、詳しくはマニュアルをお読みください。

これで選択されたiPhotoの重複写真が削除されます。

ヒント

  • 削除された重複ファイルはPhotosの「Recently Deleted」アルバムに移行されます。即時に完全削除したい場合は、「Recently Deleted」で「Delete All」をクリックしてください。
  • iPhotoライブラリをPhotosアプリで開く時(ステップ 3と4)、オリジナルのiPhotoラブラリの拡張子は自動的に「.photolibrary」から「.migratedphotolibrary」に変更されます。「iPhoto Library.migratedphotolibrary」をiPhotoの写真のバックアップとして保留できます。Macのスペースを節約したい場合は、そのバックアップを外付けHDDに移行できます。change of extension
  • MacでPhotosの重複写真を削除する方法は上記と似ています。
  • Cisdem Duplicate Finderは類似画像も探し出しますのでご注意ください。視覚的に類似している画像とサイズが違う重複画像が、類似画像と判定されます。「類似画像」をクリックすると、類似画像が表示されます。results window

このiPhotoの重複した写真を削除するアプリが、iPhotoとPhotosのメカニズムに基づいて役立ちます。人間と同じようにiPhotoの重複写真を識別し削除でき、安全性を最大限に確保します。手動削除と比べて、高精度、高速、高効率で動作します。

iPhotoの重複した写真を手動的に削除する方法

iPhotoライブラリの写真が少ない場合は、手動で削除できます。

  1. Photosアプリを利用してiPhotoライブラリを開きます。
  2. 「Photos」タブに入ります。
  3. 必要な場合は、Controlキーを押しながら写真をクリックし「Get Info」を選びます。これで写真の情報が表示され、2枚の重複写真の画質が完全一致しているか否かを確認できます。
  4. Commandキー「⌘」を押しながら不要な重複ファイルを選択します。
  5. 「Ctrl」を押しながらクリックし、「Delete ... Photos」を押します。delete duplicate photos by hand
  6. 「Delete」をクリックします。
  7. 「Recently Deleted」で「Delete All」をクリックし全てのファイルを即時削除します。あるいは、即時削除せずに重複ファイルが1ヶ月後自動的に削除されます。

iPhotoで写真をインポートする時なぜ重複写真が発生しますか?

デジタル写真を守るために、iPhotoはインポートする際その写真をバックアップします。「File」>「Preferences」>「Advanced」で、「Copy items to the iPhoto Library」というオプションがあります。Photosアプリにも利用しています。このオプションはデフォルトで有効となっています。

有効となる場合は、写真をMacのどこか(例えばデスクトップ)からiPhotoにインポートする時、iPhotoはその写真を自動的にライブラリにバックアップします。すなわち、その写真をコピーします。よって、インポートされた写真に2つのコピーファイルが発生します。

iPhotoが写真をコピーすることを防ぐために、ファイルをiPhotoライブラリにコピーする前に「Copy items to the iPhoto Library」からチェックマークを外します。ただ、これがオススメしません。iPhotoをバックアップしないように設定し、また、オリジナルファイルもつい削除してしまった際、iPhotoで写真を閲覧しようとしても、「ファイルが見つからない」とのメッセージが表示されます。

まとめ

本記事では、iPhotoの重複したファイルを削除する安全かつ簡単な方法を2つ紹介しました。どれも重複ファイルを「Recently Deleted」アルバムに移動しますので、必要な場合は写真を復元できます。写真のインポートや、ライブラリのマージを行う際に重複が発生するかもしれません。原因はなんであろうとも、iPhotoの重複写真を含み、定期的に重複ファイルを削除することでMacのスペースを解放できます。

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鈴木楓

本を読み、自分の感想を記録するのは鈴木の趣味です。そのため、Cisdemの編集者になるのは彼女に向いています。PDFの編集・変換方法についての文章を書くことに没頭しています。

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