Googleドキュメントを削除した?削除ファイル・ ページの完全復元法!【30日以降も】

丸山 沢
更新日 2024年06月06日 Preview 25 Preview 0
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Googleドキュメントとはネット上でテキストファイルを作成・編集・保存・共同編集できるクラウンプラットフォームです。オンラインサービスとして、GoogleドキュメントはマルチプラットホームソフトのようにどのOSにも利用できます。Microsoft Office Wordを利用するための高い料金を払うことを避けるなら、Googleドキュメントがその一番です。

ところが、Googleドキュメントで作成したファイルを誤削除したら取り返しができますか。特に削除から30日以上経った場合、どうすれば元ファイルを復元できますか。今回の記事ではGoogleドキュメントを完全復元できる方法を紹介します。

 

誤削除したGoogleドキュメントは復元できますか

はい、できます。

30日以内で削除したGoogleドキュメントはGoogleドライブのゴミ箱に置かれています。ドライブゴミ箱の「完全に削除」や「ゴミ箱を空にする」ボタンをクリックしなければ、30日以内でそのファイルを復元できます。

google drive trash

では、30日以降もGoogleドキュメントを復元できますか。幸い、これもできます。ゴミ箱に移してから30日過ごしたファイルはGoogleの電子情報開示サービスGoogle VaultでGoogleドライブに復元できます。さらに、ローカルに保存したことがあるGoogleドキュメントは専門的なデータ復元ソフトで復元できます。

 

削除から30日後Googleドキュメントを復元する方法

ほとんどのグラウどファイルはGoogleドライブにアップロードする前にローカルで保存したことがありますから、そのバックアップ・オフラインコピーからGoogleドキュメントを復元できます。さらに、Google VaultでもGoogleドキュメントをGoogleドライブに復元できます。次の操作手順に沿って、30日以上前に削除したGoogleドキュメントを復元しましょう。

#1 Cisdem Data Recovery (Windows・Mac)

Windows・Macに通用できるCisdem Data Recoveryは内部・外部ディスクから永久に削除したファイルを復元できます。自分のディスクに保存したことがあるファイルなら、Mac・Windows・メモリ・SDカードなど、どんなデバイスからも復元できます。

永久に削除したGoogleドキュメントのほか、ビデオ・音楽・写真・アーカイブ・電子ブック・テキストファイルを含む1000+種類の形式の復元をサポートします。Cisdemではファイル名・ファイルサイズでファイルをフィルタリングでき、復元前のプレビュもできます。もし破損したGoogleドキュメントがあったら、Cisdemは自動で修復できます。

Cisdem Data Recoveryの主要な特徴

  • 最近・永久に削除されたファイル/フォーマットされたファイル/紛失したファイルの復元
  • 1000+種類のファイル復元をサポート:テキストファイル・ビデオ・音楽・画像・アーカイブ・電子ブックなど
  • 保存していなかったファイルと破損したファイルの復元
  • iCloudの完全削除したファイルの復元
  • キーワード・ファイルサイズ・作成日・編集日によりのフィルタリング
  • 復元前のプレビュ
  • ローカルフォルダ・クラウドにファイルを復元(Dropbox, OneDrive, GoogleDrive, pCloud, Box)

削除から30日後Googleドキュメントを復元する手順

  1. Cisdem Data Recoveryをダウンロードしてインストールします。
    無料ダウンロード macOS 10.9及び以降 無料ダウンロード Windows 11/10/8/7
  2. 「ディスク」タブを選択して、Googleドキュメントが保存されていたディスクを選択して「失われたデータを検索」をクリックします。recover deleted google docs 01
  3. 「種類」→「ドキュメント」→「doc」/「docx」で永久に削除されたGoogleドキュメントを選択します。フィルタ機能を活用して誤削除されたファイルを探しましょう。recover deleted google docs 02
  4. Googleドキュメントをプレビュします。
    recover deleted google doc 03
  5. (選択)もし破損でプレビュできないなら、復元する前に修復できます。recover google docs cisdem 04
  6. ファイルを選択して復元しましょう。recover google docs cisdem 05

 

#2 Google Vault

Google Vaultをサブスクリプションした場合、ライセンスでGoogle WorkspaceからGoogleドキュメントを復元できます。このGoogleの電子情報開示サービスはGmail、Googleドライブ、グループのデータをバックアップ・検索・書き出せます。

Google VaultからGoogleドキュメントを復元する手順

  1. https://vault.google.com/にアクセスしてログインします。
  2. 「Matters(事務)」→「Sales Drive Retention(営業ドライブ保留)」→「Search(検索)」をクリックします。
  3. サービスリストから「Drive」を選択します。recover google vault 01
  4. できるだけ正確的にファイルインフォーメーションを入力して検索します。recover google vault 02
  5. 誤削除されたファイルを選択して保存先を選びます。

 

#3 Google Driveのバックアップ

GoogleドライブでGoogleドキュメントをバックアップしていてシンクロキャンセルした場合、そのバックアップからもGoogleドキュメントを復元できます。

  1. Googleドライブを開きます。restore from google drive backup01
  2. 削除されたGoogleドキュメントを選択して「+」でGooleドライブに再アップロードします。restore from google backup02

 

#4 Time Machine (MacOS)

Time Machineでデータを定期的にバックアップした場合、そのバックアップからもGoogleドキュメントを復元できます。

内部ディスクデータを外部ディスクに定期的にバックアップできるTime Machineでは、削除されたファイルをバックアップから復元できます。

Time MachineからGoogleドキュメントを復元する手順

  1. 「システム環境設定」→「アプリケーション」→「Time Machine」をクリックして、ソフトを開きます。メニューバーのアイコンをクリックしてもできます。recover from time machine 01
  2. Documents(ドキュメント)タブに切り替えて、削除されたGoogleドキュメントを検索します。
  3. タイムラインでSpaceキーをタップしてバージョンを切り替えてプレビュできます。好きなバージョンを選択します。recover from time machine 02
  4. 復元ボタンをクリックしてGoogleドキュメントを復元します。

 

#5 ファイル履歴(Windows)

WindowsにはTime Machineとほぼ同じような機能が付いています。「ファイル履歴」を有効にしていたら、永久に削除されたファイルを自由に復元できます。

WindowsでGoogleドキュメントを復元する手順

  1. Windowsメニューを開いて、「ファイル履歴」を検索バーに入力してEnterキーをタップします。
  2. Googleドキュメントの元保存先に進んで、復元したいファイルを選択します。
  3. 復元ボタンをクリックすれば、永久に削除されたGoogleファイルは復元されました。recover google docs on windows

 

最近削除したGoogleドキュメントを復元する方法

ゴミ箱を手動で削除していなかったら、削除されたGoogleドキュメントはゴミ箱にそのまま保存されます。もし30日以内で削除されたファイルだったら、Googleドライブのコミ箱で復元できます。

  1. Googleアカウントにログインします。
  2. Googleドライブのアイコンをクリックしてドライブを開きます。recover recently deleted google docs 01
  3. ゴミ箱を開きます。recover recently deleted google docs 02
  4. 最近誤削除されたファイルをゴミ箱で右クリックして、「復元」を選択します。recover recently deleted google docs 03
  5. 主画面に戻って復元されていたファイルを確認しましょう。

 

おまけ:Googleドキュメントの以前のバージョンを復元する方法

Googleドキュメントでもファイル履歴を確認できます。ですので、以前のバージョンを復元することもできます。次はその手順です。

  1. Googleアカウントにログインします。
  2. Googleドライブを開いて、Googleドキュメントでファイルを開きます。
  3. 「ファイル」→「バージョン履歴」→「バージョン履歴を確認」をクリックします。google previous version 01
  4. 復元したいバージョンの横の三点リーダをクリックして、Googleドキュメントを以前のバージョンに戻します。google previous version 02

 

結論

最近削除されたGoogleドキュメントを復元することが簡単で、ゴミ箱から戻せばいいですが、もしバックアップしていなかったら、Mac・Windows・ディスクからの復元も難しくなります。ですので、定期的に自分のファイルをバックアップすることが必要です。

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丸山 沢
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1985年生まれ。東京都出身。12年間、1日12時間以上パソコンと向き合う仕事をしてます。パソコンの設定、操作とソフトウェアの利用についてたくさんの経験を積みましたので、それを活かして皆さんの役に立ちたいです。

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