超詳しい!DVDをMacに取り込む2つの方法

鈴木楓
更新日 2022年10月10日 Preview 23.7K Preview 0
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DVDをMacに取り込んで保存することにより、そのDVDをいつでも見られるようになります。わざわざDVDをドライブに入れて(光学ドライブを搭載していない場合は外付けドライブを探し出しMacに接続して)、Macで読み込んで再生する必要はなく、2回クリックするだけで再生できます。

DVDをMacに取り込む方法について、コピーガードのかかっていない自作DVDの場合は、Macの標準アプリディスクユーティリティで無料かつ簡単にMacに取り込むことができます。ソフトをダウンロードしたりインストールしたりするのも不要です。

しかし、コピーガードのかかっている市販DVDやレンタルDVDの場合は、ディスクユーティリティでは無理で、専門なソフトを利用する必要があります。

この記事では、ディスクユーティリティでDVDをMacに取り込む方法と、ソフトを使ってコピーガードのかかっているDVDをMacに取り込む方法を紹介します。

方法一:ディスクユーティリティでDVDをMacに取り込む

ディスクユーティリティでDVDをMacに取り込む操作手順を詳しく紹介します。

  1. まずはDVDドライブをMacに接続して、ディスクを挿入します。
  2. 挿入されたDVDは自動的に再生される場合があります。今回はDVDを再生するのではなく、Macに取り込みますので、この場合はDVDプレーヤーを終了しましょう。
  3. ディスクユーティリティを起動します。「アプリケーション」>「ユーティリティ」フォルダにあるはずです。
    ディスクユーティリティアイコン
  4. 左カラムでDVDディスクを見つけます。「外部」のところにあります。
    DVDディスクを見つける
  5. 上部のメニューバーで、「ファイル」>「”DVD名”からイメージ作成」をクリックします。
    イメージ作成
  6. 名前や保存位置を決めて、フォーマットを「圧縮」に、暗号化を「なし」に選択して、「保存」をクリックします。
    DVDディスクイメージ作成
  7. そしてディスクイメージが作成開始です。完了するまで待ちます。
    DVDディスクイメージ作成中
  8. 結構時間がかかりますが、完了後、ファイル名が「DVD名.dmg」のディスクイメージが作成されます。(ディスクイメージが作成できましたので、ここでDVDディスクを取り出してもOKです。)これでMacにDVDを取り込みできました。続いてはその再生方法を紹介します。
    dmgファイル
  9. ステップ 8で作成できたディスクイメージをダブルクリックすると、「マウント中」とのメッセージが表示され、仕上げ完了後デスクトップに「DVD名」アイコン(下図のように)が出てきます。
    マウント中 マウント後アイコン
  10. そして「AUDIO_TS」と「VIDEO_TS」の二つのフォルダが保存されているウィンドウも開きますが、このウィンドウは直接閉じてOKです。
    (注意:「VIDEO_TS」フォルダをダブルクリックして開くと、そこにQuickTimeで再生できるVOB形式の動画ファイルがありますが、再生して見ると動画が短くなっていたり、一部の動画がなくなっていたりすることがありますので、この再生方法はお勧めしません。)
    「AUDIO_TS」と「VIDEO_TS」
  11. 最後にDVDプレーヤーを起動して、マウント後のディスクイメージをDVDのように普通に再生すればOKです。一部のサードパーティ製メディアプレイヤー、例えばVLCもそれを再生できます。(VLCを起動して、ステップ 9の「DVD名」アイコンを直接VLCにドラッグ&ドロップして、ダブルクリックすればOKです。)
    VLCでDVDイメージを再生

注意: 「DVD名.dmg」ファイルを追加するではなく、ステップ 9でマウント後の「DVD名」アイコンを追加してください。dmgファイルを追加すると正常に再生できない可能性があります。

MacのディスクユーティリティでDVDを取り込み、作成されたディスクイメージ(dmgファイル)を送ることで、DVDの内容を簡単に家族や友人に共有できます。ただし、ディスクユーティリティで対応できるのはコピーガードのない自作DVDのみで、コピーガードのかかっている市販DVDやレンタルDVDの場合は、方法二を使いましょう。

方法二:コピーガード付きのDVDをMacに取り込む

コピーガードのあるDVDをMacに取り込みたい場合は、専門なソフトが必要です。迅速、高品質、無劣化でDVDの内容をパソコンに取り込むならば、Cisdem Video Converterが一番のおすすめです。

Cisdem Video Converterは出力する動画/音楽の形式も設定できて、その動画を編集したり形式変換したりする機能も搭載しています。また、1000以上の動画共有サイトから動画をダウンロードすることもできます。一つのソフトで複数の問題を解決してくれるのがその最大な特徴でしょう。

無料ダウンロード 無料ダウンロード

主な機能:

  • DVDをいろんな動画/音声形式でMacに取り込む
  • コピーガード付きDVDに対応
  • 出力するDVD動画の解像度、ビットレートなどを調整できる
  • 動画編集機能搭載、字幕追加、透かし追加もできる
  • 動画の形式を変換する
  • YouTubeなど1000以上のサイトから動画をダウンロード
  • 安心安全で使いやすい

Cisdem Video ConverterでDVDをMacに取り込む操作手順

1. Cisdem Video Converterを起動する

Cisdem Video Converterをダウンロードしてインストールし、起動します。画面上部に3つのタブがあり、それぞれ動画/音楽形式変換用、DVDリッピング用、動画/音楽ダウンロード用です。ここでは2つ目のアイコンをクリックします。

DVD取り込み画面

2. DVDをソフトにインポートする

ドラッグ&ドロップでDVDあるいはVIDEO-TSフォルダをソフトに追加します。上部のメニューバーで「File」>「Add DVD」をクリックして追加することもできます。

DVD追加

3. Macに取り込みたいDVD動画とその言語を選択する

追加されたDVDに複数のタイトル、複数の音声言語と字幕言語がある場合があります。動画を選択して、再生ボタンをクリックすればプレビューできますので、必要に応じて言語を選び、不要な動画の左上のチェックを外しましょう。

すべてのタイトルを一つのファイルとして出力したい場合は、右下隅の「Merge」機能を有効にします。

DVD動画選択

4. 出力形式などを調整する

動画は既定でMP4形式に出力されます。形式を一括変更したい場合は、画面左下の「Convert all tasks to(MP4 Video)」のところで、すべての動画の出力形式を指定できます。(特定の動画だけを他の形式で出力したい場合はその動画の右にある形式アイコンをクリックしましょう。)

tips: 直接デバイスやソフトを選択すれば、動画がそのデバイス/ソフトが対応する形式で出力されます。

形式の右にあるをクリックすれば、動画の解像度やビットレートなど、詳細設定を調整できます。

5. 必要な場合は動画を編集する

動画の右上のアイコンをクリックすれば、その動画を編集できます。

6. DVDをMacに取り込む

すべての設定ができましたら、画面右下隅のボタンを押して、DVDをMacに取り込みましょう。

まとめ

DVDをMacに取り込んでバックアップとして保存すれば、DVDディスクが汚れたり壊れたりしても大丈夫ですし、その内容を再び他のディスクに書き込むこともできます。それに、DVDをMacに取り込むことで、今後また見たい時はディスクを探し出す必要がなく、いつでも見られます。

もちろん、便利でメリットがいっぱいとは言え、違法になる行為はしないように注意してください。

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鈴木楓

本を読み、自分の感想を記録するのは鈴木の趣味です。そのため、Cisdemの編集者になるのは彼女に向いています。PDFの編集・変換方法についての文章を書くことに没頭しています。

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